日本では、小さいころから集団生活で、皆と一緒に行動すること、「同じ」であることを教えられます。
これが日本人の気質に影響しているのかどうかは分かりませんが、日本では「他の人と違うこと」を嫌う、もしくは気にする文化ではないですか?
国民性を表したジョークを聞いたことがあるでしょうか?
豪華客船が沈没するときの声掛け
様々な国の人が乗った客船が沈没しそうになる。その乗客を飛び込ませるには、どう声をかければいいのか?
【アメリカ人】には、「今飛び込めば貴方はヒーローになれるでしょう」と伝える。
【イギリス人】には、「こういうときにこそ紳士は海に飛び込むものです」と伝える。
【イタリア人】には、「海で美女が泳いでます」と伝える。
【中国人】には、「おいしい食材が泳いでますよ」と伝える。
【日本人】には、「みなさん飛び込んでますよ」と伝える。
もちろん、これは国民性における共通の先入観や思い込みがあるから笑えるのですが、まさに特徴をよく言い表していますよね。
日本では、「人と違う」「目立つ」行動をすると、「変わり者」「異端児」という印象を持たれます。どちらにせよ、あまりよい印象にないのは確かです。
でも、こういう人こそ、世の中の5%の人かもしれません。
世の中の、ESBIの左側にいる人、つまり労働で時間を切り売りして働く人が95%
そして右側にいる人、つまり人やお金に働いてもらう人が5%
どの世界でも「成功者」と呼ばれる人は、約5%しか存在しないといわれます。
例え反対されながらも、人と違うことを考え、行動した人は成功する可能性が高いのかもしれません。
投資家は、常に大衆の逆を行く。
成功する人は、皆が出来ないことをやる。
そういう意識が、あなたの可能性を高める思考です。
人と違って大いに結構。
短所と思われているところが、見方を変えれば長所になる。
もし、私が関わる子供たちにも、何か他の子と違う所・個性を見つけたら、その個性を存分に生かしてあげたいと思っています。
そして、願わくば、同じであることに価値を置くのではなく、個性を伸ばせる教育の場があればいいなと思っています。