林修先生のお名前は、あなたもきっとご存知でしょう。
東大法学部出身、東進ハイスクールのカリスマ講師として一躍有名になり、今もマルチタレントとして活躍されています。
あるバラエティー番組で、林修先生が仰っていました。
林流「歴史の読み方」
戦に勝つときは、とんでもない偶然が起きることがある。
でも、負けるときは意外と共通していて、その敗因は3つ。
その3つ、あなたは何だと思いますか?
歴史に詳しいあなたも、そうでないあなたも、考えてみて下さい。
負ける人物の3つの共通点。
林先生がいう、その答えは。
情報不足
慢心
思い込み
「歴史に学べ」
私たちの時代でも、これら3つの項目は「負ける人の共通点」だと置き換えられませんか?
まず、「情報」があるかないか。
相手戦陣の規模や戦略ルート、部隊配置や攻撃地点。
情報の有無で、その戦の勝敗は決まっているようなもの。
日露戦争で、日本はイギリスの力を借りて情報戦に勝利したと言われています。
また、太平洋戦争では、戦況の客観的判断材料を無視して、主観的な戦いを続けてしまったため、情報戦で敗北したと言われています。
現代の私たちの身の回りでも、情報があるかないかで、結果が大きく左右されるシーンは数え切れません。
そして、「慢心」。
おれはできる、という自信。
過去の栄光にとらわれていませんか?
今調子が良いからといって、その状態がずっと続くと思っていませんか?
さらに、これでいいはず、という「思い込み」。
「思い込み」とは、常識・前例・先入観・固定観念を根拠に、ある考え方に執着して深く信じ込むこと、です。
戦に負ければ(人生の戦略を間違えば)、自分や家族の命が奪われるかもしれない。
そんな状況で、「思い込み」は危険ではないですか?
「思い込みは、あなたの人生、生活、考え方などすべてに関与している」
心理学者の鈴木敏昭氏は、著書『人生の99%は思い込み』のなかでこう言っています。
あなたの人生も「思い込み」に縛られているかもしれません。
ここでちょっと、あなたの思い込みに迫るテストをしてみましょうか。
次の設問で当てはまるものにチェックをつけて下さい。
□ 子どもが学校へ行くのは当然だ。
□ 場の空気に水を差さない方がよい。
□ 女性に年齢を聞くべきではない。
□ デートでは男の方がおごるべきだ。
□ 相手の年齢・地位などによって対応を変えるのは当然だ。
□ 社員(生徒)の不祥事に上司(校長)が直接関係なくても謝罪するのは当然だ。
□ みんなが残業しているときに、一人だけ定時に帰るのはおかしい。
□ 外出前に髪や化粧(とくに女性)など身だしなみを整えるのは当然だ。
□ 年賀状などには返事をするべきだ。
□ 大人になったら、結婚して子どもを持つべきだ。
6個以上印が付いたら、あなたは常識に縛られているそうです。
これらの項目に疑問を感じなければ、かなり思い込み度が高いといえます。
「歴史に学べ」
これからどんな時代になるのか?
未来を読む「真の情報」を持たずに、あなたは戦場に乗り込もうとしていませんか?
安心してください。
「情報不足」については、こちらから補えますよ。
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