子供が見ていたアニメの日常会話に飛び出す言葉。
すっかり関連CMは見なくなったものの、これから数年のうちに、あっと言う間に浸透していくんだろうな。
あなたは、この言葉をきいてピンときますか?
ある金曜日の夕方。
いつものように、子供たちがアニメ番組を観ていました。
私は他の用事をしながら、傍らに座っていたのですが…
そのアニメの中の会話です。
主人公の男の子が、大好きなお菓子を手に入れるために、「お手伝いポイント」をカードに貯めようとしているシーンです。
子 「ポイントためて、チョコビ(お菓子)いーっぱいもらうぞー。」
父 「ふーん、仮想通貨ならぬ、仮想チョコビだな。」
子 「仮装チョコビ?」
父 「いや、その仮装じゃなくて・・・」
「なんっつーのかな・・・データとして存在しているチョコビっつうか・・・。」
「そのカードに押されたスタンプの数だけ、もうチョコビを持っているわけさ。」
もう子供向けの人気アニメで出てくる話題だという事ですね。
でも、それも当然です。
すでにいろんな場面で「データとして存在する通貨」が使われ始めているのですから。
電子決済が浸透してきている中、お金そのものが電子化するのは必然の流れです。
友達間でもウェブ上でお金のやり取りができ、「割り勘」の際にも便利なアプリがあるのをご存知ですか?
代表的なもので言えば、次のようなものです。
・LINE Pay(ラインペイ)
・paymo(ペイモ)
・Kyash(キャッシュ)
環境は着々と整っています。
使っている人は、もう使いこなしています。
私にはまだ使えない?
有無を言わさず、強制的に使わざるを得ない状況になるかもしれません。
世界には、電子決済が普及して、現金が使えなくなった国があります。
日本では銀行口座を持っているのは当たり前ですよね。
でも、世界には銀行口座を持つことが出来ず、思うように取引ができない人たちがいます。そんな人たちが、スマホで瞬時に電子決済出来るようになれば、いかに便利になるか。
知っていますか?
アフリカ・ケニアのマサイ族。
今や、テレビを持っていない人がスマホを持ち、電気がないところですらインターネットは届いている。すでにスマホは欠かせない生活の一部になっています。
日本はいつまで先進国でいられるのでしょうか?
電子決済やキャッシュレス化では、日本はアジアの国でも出遅れています。
それでも2020年のオリンピック・パラリンピックの東京大会開催前に、キャッシュレス決済が普及してくるでしょう。そうしなければ、世界的な潮流に乗り遅れてしまいます。
どうせなら、あなたも今からキャッシュレス環境を整えて、人にやり方を教えてあげましょう。